アコーディオンの打ち込み

LINEで送る
Pocket

アコーディオンってたまに打ち込みやることありますが、実は触ったことないしまわりにやってる人もいないしよく知りません。小学校のころ音楽室にあったけど使う場面あったっけ。
ちゃんと調べてクオリティをあげてみましょう。




どんな楽器か

基本構造としては、中にハーモニカみたいなものが入っていて、蛇腹を動かすことにより空気を送り込み音を出しているんですね。
日本でスタンダードなのは、右手に41鍵・左手にボタンが60個あるものです。
右手の音域はF3~A6で、普通にメロディを弾くためのものです。
左手にはボタンが並んでまして、ベース音が2列と、押さえただけでコードが鳴る(!)ボタンが4列あります。コードの種類は、メジャー・マイナー・セブンス・ディミニッシュ。基本三和音で、セブンスはルートか5度を省略してあるようです。また、それぞれのコードは、基本的に1オクターブくらいで収まるように音が積まれています。このボイシングもは機種によって、あるいは音域を替えるスイッチなどで違ってくるようです。

音域・ボタン数に関しても機種によって差が結構あるようです。
あと、右手もボタン式のもの(クロマチック式)もあります(弾ける気がしない)

実際の演奏

よくあるのは右手でメロディを弾きながら右手でズンチャッチャとワルツっぽい伴奏というパターンでしょうか。
YOUTUBEの動画なんかを見てると、他の楽器がリズムを担当してくれる場合は右手でメロディを弾きながら左手でカウンターぽいことをやってたりします。
当たり前かもしれないですが、強弱は左右どちらの手も連動してますね。

あと「ベローズシェイク」という奏法があります。鍵盤を押しっぱなしにして蛇腹を開閉し、音を連続で出すテクニックです(たぶんハーモニカで吸ったり吐いたりするのを、同じ音程でできるって感じ?)

フレーズ作り・打ち込み

右手だけで言えば普通の鍵盤楽器なのでそこまで難しくないはず。
ロングトーンでクレッシェンドかけた後に一瞬細かいフレーズ弾いたり、装飾音符を多めにいれたりするとそれっぽくなると思います。
とりあえずワルツっぽいものを打ち込んでみます。


・音源はKONTAKTに元から入ってたやつ。
・KONTAKTはF3を境に右手部と左手部にわかれているのですが、デフォルトだと音量・音質で左手部のほうが確実にデカいです。なので、2つトラックを用意して別で打ち込みます。あとで左手部はボリュームを抑えてハイカットしてあります。エクスプレッションは同じになるようにコピーします。
・鍵盤を押さえる強さが音量に関係するわけではないので、ベロシティは触らず、エクスプレッションだけで強弱をつけていくのがいいのでは。
・左手は、例えば同じファラレを使うなら、BbM7のときも転回させないようにします。
・独奏でずっとテンポ一定だと雰囲気出なかったので、緩急つけました。

豆知識

アコーディオンの仲間に、バンドネオンとコンサーティナがあります。
バンドネオンは鍵盤ではなくボタン式。形状も結構違います。タンゴで使われるのはこれです。
コンサーティナもボタン式で、とりあえず見た感じ小さいですね(他に感想が出てこなかった)
バンドネオン奏者はアコーディオンと間違えられると気にするらしいから注意しよう!

まだ正解はわからないので何かあればツッコミください。




LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です