(撮影 田中仁志 オタフクガールズからいただきました）
先日、オタフクガールズ単独イベント「5年もやってますけど、オタフクガールズは売れますか？」に行ってきました。メンバーのみほたんは同郷の良き友人で、もうちょっと売れてほしいので、いろいろ書きます。（宣伝すると言う意味では、ない）
オタフクガールズとは
皆さんご存じないと思うので紹介しておきますね。
『ピンチをチャンスに！みんなに勇気を！』をコンセプトに活動する“難ありアイドル”
お貧乏なみほたんとおバカなミッチャンの2人組で、それぞれ難があるけど私たちの姿を見てみんなに元気を出してもらいたい！という気持ちで活動中。水着あり、小道具ありのドタバタライブを大阪・東京で繰り広げる。
だそうです。
HP→ http://www.otafukugirls.com/pages/1270968/concept
Twitter→ https://twitter.com/otafuku_girls
最近のライブ動画
別に歌とかダンスがうまいわけではなく、色物街道を突っ走っている二人組です。
個人的にはアイドル界のクロスバー直撃になってほしい。
あんま売れてない
と思ってたんですが、イベントに行ってみたら50人以上（公式発表）お客さんがいて、しかも大半はオタクの方でした。正直すごい数字というわけではないですが、以前見たときはお客さん全然いなかったので、そこからライブで友達ではないお客さんにチケット売って黒字にしたというのは、実ってよかったなと思います。
「5年もやってますけど」などと言ってますが、BIOを見る限り半分くらいまともに活動してないので実質3年目くらいの勘定です。むしろ二人体制で再スタートして1年経ってないので1年目と言ってもバチはあたらない思います。2年くらい活動できなかった時期を知っているので、今精力的にライブしているのは嬉しいです（古参ぶる）
とはいえ全国レベルだとまだまだ話にならないので、イベントを見て思ったことを勝手に書きます。
もっと面白いはずなんや
イベントは良かったんです。トークから始まって、ソロ曲コーナー、ゲスト、ゲームコーナー、2人でのライブ。常連ばかりでもなく、程よく2回目程度の人も混ざっていて会場の雰囲気もよかった。それだけに思うんです、普段の15分枠でのライブで、もっとオタフクちゃんの魅力を出せないものかと。
今回のイベントで良かったのは2人のキャラクターを最後のライブまでにちゃんと伝えられてから最後の2人でのライブに望めたこと。トークから始まるタイムテーブルを見て、そういうのって箸休め的に真ん中でやるんじゃないの？と思いましたが、今回は正解でした。さすがにNSC出身だけあって、空気の作り方は非常にうまいし、トークも安心して聞いていられます。この中でちゃんとお貧乏、おバカキャラが出来上がっていくのが良いのです。普段のライブでこのキャラの認知があっさりで終わるのがもったいない。もっとみほたんが水道止まった話とか、ミッチャンが干支言えなかった話とかしてから「先祖になろうよ」が聞きたい。どうせ規格外なんだから、喋り10分の歌1曲、その1曲のために死ぬほど小道具持ってくる、とかでもいいと思うんですけどね。
個人的にはどんどんアイドルイベント以外にも出ていって、例えば30分枠のバンドイベントとかで、今回のイベントでやったオタフクガールズ年表の話とかガッツリやって歌は3曲だけ、とか、すごい個人的に見たい。あらびき団とかにも出てほしい。
あとはやはり、新メンバーの加入が待たれます。実は公式HPでも募集してるので、我こそはと思う女性はぜひ連絡してあげてください。いろんなジャンルの方を募集しているようですが、やはりラップのできるブスが入ってほしいところです。
まとめ
ワンマンに気合いを入れていいものにするって当たり前の話なんですが、ショービジネスの大前提として普段のライブから一回一回非日常を提供しなきゃいけない。このバランス感覚って非常に難しいです。今回のイベントも旧メンバーまおりーたやゲストのお友達が「持っていったな」、と思う瞬間があり、それは正しくもあり間違ってもいます。オタフクガールズが、己のポテンシャルだけで振り切ったパフォーマンスをし、人々に衝撃を与えることを祈っています。
余談・ピンでの活動もやってるよ
フリーではなかなかすごいことだと思うんですが、2人ともそれぞれピンで仕事ができます。
ミッチャンはモデル、みほたんはライターとして活躍されています。
僕はみほたんを過大評価しているので話半分で聞いてほしいですが、なかなか直接語りかけてくるようないい文体をしているので何かさせてあげてください（たぶん何でもすると思います）