歌ものをオシャレにする、デヴィッド・T・ウォーカー風ギターバッキングフレーズ

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激しい曲ならばアイデアはあるけど、バラードになるとバッキングフレーズがアルペジオくらいしか思いつかない・・・という方、結構いるんじゃないですか。
今日はそんなあなたに、すぐに曲がオシャレになるデヴィッド・T・ウォーカー風バッキング案をご紹介。




デヴィッド・T・ウォーカーとは

デヴィッド・T・ウォーカー(David T. Walker)は、アメリカ出身ののソウル、R&Bギタリストです。様々な歌もののバックでギターを弾いてまして、有名なもので言うとThe Jackson 5の「I want you back」とか、

日本でもDREAMS COME TRUEの「7月7日、晴れ」とか、

あとは安室奈美恵とか古内東子とか、普通にJ-POP聞いてるだけでも耳にしたことあるであろうレベルです。

フレーズはこれだ

タブ譜もあるよ。

TUXギターが五線譜にミュートが反映されないので適当な音符に置き換わってます。すんません。
大きく分けて「FM7、Dm7」(青)のところのフレーズと「Em7、CM7」(赤)のところのフレーズで構成されています。

FM7、Dm7(青)のことろは、コードを弾いた後に、3度の関係の和音で3度ずつ降りてきてます。この3度で降りてくる音は、グリスダウン気味で弾きましょう。
ちなみに、このフレーズはⅠM7、Ⅱm、ⅣM7、Ⅵmのところでしか使えません。CでいうとCM7、Dm7、FM7、Am7ですね。(もちろんフレーズを工夫して少し音を変えれば大丈夫ですが、例ようにサブドミナントのところで出てくることが多いです。)リズムも、実際はいろいろなパターンがあります。

Em、CM7(赤)のところは、音符が細かくてややこしそうですが、動かしているのは小指だけです。Em7やCM7のコードを押さえたまま、小指でハンマリング・プリングを1弦、2弦、3弦でやるだけです。CM7のときは、小指を動かすときはCM7(9)にしてます。
こちらは、この例ではメジャー7thとマイナー7thだけやっていますが、人差し指でセーハしていれば、音さえ気をつければどんなコードにも応用可能です。小指を細かく動かすのが難しいかもしれませんが、そこは反復練習で頑張って!

その他注意点として、音色はクリーントーンでフロントピックアップがベストです。強弱はしっかりつけてください。
また、実際に歌のバッキングでこの例のように毎小節入れ込むとうるさいので、歌の隙間隙間で青か赤どちらかをやる、というのが現実的です。




デヴィッド・T・ウォーカー名演集


デヴィTといえば、このマリーナ・ショウのアルバムでの名演が白眉であります。
逆側から聞こえるラリー・カールトンのギターと全くタイプが違うのが印象的。


意外とまんまやってるとこないなぁ、と思って探したのですが、ありました。2:24~ところ。歌の後ろではないですが。
ピックの持ち方が逆アングルですね~みんなも真似してみよう。




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「歌ものをオシャレにする、デヴィッド・T・ウォーカー風ギターバッキングフレーズ」への2件のフィードバック

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