インディーズミュージシャン、どうやってお金を稼ごう

LINEで送る
Pocket

こんにちは、池住です。
英語ですけど、こんな記事を見かけました。


17人のインディーズミュージシャンの副業が語られています。トラックドライバーだったり、音楽教師だったり、いろいろですね。





さて今日は、インディーを主戦場とするミュージシャンがどうやってお金を稼ぐか、という話。思いつくだけ書いてみます。

会社員

いきなり最強に現実的なやつからいきましょう。
ただ、実際的には会社によりすぎるのでなんとも言えないですね。
休日出勤や転勤や、上司同僚の理解、バンドが副業とみなされてしまうリスク、ストレスで音楽がおろそかになってしまうリスク等々・・・そのへんをクリアできるのであれば正社員であるに越したことはありません。メジャーを目指しているとしても、です。例えばみそっかすはメジャーにいる間も介護の仕事を辞めていなかったように、擦り合わせが上手く行けば兼業のままメジャーにいけることもあるようです。就職と音楽の二元論で考える時代は終わってます。

音楽系講師・楽曲提供・サポートミュージシャン

音楽の技術を自分の活動以外に活かすものですね。人に教えたり他人に曲を書いたりするのは自分のバンドに対しても本当に得るものが多いので、すごくオススメです。すべて個人事業主になりますね。
近年メジャーシーンではバンドマンがアイドルに曲を提供するのが常態化していてそれはそれでどうなんだという気もしますけど。

デザイン・映像系

バンドの物販やCDジャケット、MV関係ですね。これをやっているのもバンドマンだったりします。スキルがあるならぜひお金に替えたほうがいいです。
これも個人事業でやってる人がおおいですね。

FX・株・仮想通貨

トレーダーですね。ちゃんとリスク管理できるならいいと思います。ちゃんとリスク管理できるなら・・・。

ライブハウス・スタジオ店員

賃金は低いですが、普段自分が使う場所で働いているといろいろ融通が利くということはあると思います。あと、現場の仕事は覚えて損は無いですし、音楽関係の知り合いは増えます。
僕なんかはスタジオで働きながらそこでレッスンや録音をしていて、かなり恩恵を受けています。
自分のスタジオではそこまで感じませんが、人間関係がバンド関係で固定化されるのが辛い人はやめといたほうがいいかもしれません。サードプレイスって必要ですよね・・・。

リペアマン

「技術さえあれば」系のひとつですが、個人でやろうとすると設備を整えるのが大変でしょうね・・・。

アフィリエイター・ブロガー・Youtuber

公表してないだけでガチアフィリエイターとかはいるんだろうなと思ってます。書き続ける気合いさえあれば始めるハードルは超低いのでオススメ。
Youtuberはブログよりは始めるハードル高いですが、自身にコンテンツ性が高いのであればぜひ。

Uber Eats

京都でも結構見ます。時間に融通が利くのと運動になるのが良さそうです。最近は人員が増えて仕事にありつくにはコツがいるそう。

Airbnb

初期投資がいるので若い人にはつらそうですが、ある程度元手が有るようなアリですね。

非常勤講師・塾講師

中学、高校などの非常勤講師は一定数存在します。常勤になるとバンドやるような時間は取れないでしょうが(部活顧問で賃金が出ないのが問題になってたりしますね)非常勤だと時間の融通は利きやすいのだろうと思います。
塾講師も、バイトでやるなら時給は高くてよいと思います。

ガテン系

自分が一切向いてないのであまり実態はわからないのですが、休みなどの融通は利きやすいようです。




レコーディングエンジニア

意外とバンド活動との相性は悪いです。メジャーアーティスト相手でも無い限りは土日に活動する社会人バンドの録音をすることになると思いますので、自分のバンド活動はあまりできなくなると思います。確かに思い返してみると知っているレコーディングエンジニアさんはあんまりバンドやってないな・・・。

飲食・スナック等

メジャーなバイトの一つですね。また、自分で店を持つパターンもあります。金土日が主戦場だと思うので、バンド活動との相性は悪そうですが、自分の店がある人はどうしてるんだろう・・・。

医師

いますが、なろうでなれませんので書く意味なかった。

仏教系

京都に住んでいるので、寺の息子は周りに結構います。お父さんが元気なうちは家に帰らなくていいパターン。知り合いは本願寺の印刷系の部署(?)で働いてると言ってましたが、組織がどういうシステムになっているかはよくわかりません。
これも実家が寺でないとなれないので書く意味なかった。

その他アルバイト

コンビニ夜勤とかは結構いますね。普通に求人誌とか見て応募した場合、音楽活動に明確なプラスはないとは思いますが、ストレスなく働けたり雇い主の理解があればマイナスではないと思います。ただ、単なる時間の切り売りは30代以降はつらい・・・。
ちなみに僕は旅館の清掃とかごみ処理施設とかでバイトしたことがあります。やや変わり種。

親のスネをかじり続ける

まぁ、状況が許せばいいと思います。使えるものは何でも使わないとねぇ。

まとめ

とても全部の職業(あるいは稼ぎ方)は網羅できないのでこのへんにしておきますが、基本的には収入と人間関係と持続可能性のバランスでみるべきですね。また、挙げた中でも会社員以外は副業大丈夫だと思いますので、ストレスのかかり方によっては複数仕事をしてバランスをとるのはアリです。僕はそうしてます。

あと、強く主張したいのは、本当にただのフリーターにならなければならないか、ってことです。なぜかいまだに「バンドが売れないうちは適当にコンビニか居酒屋でバイトして・・・」と思っている人がいますが、それが本当に最良の選択肢ですか?今の世の中バンドでそこそこ売れたとしても収入が満足なものになるかわかりません。その時収入を得る自分なりの方法論を、若いうちに模索しておきましょう。




LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です