軽音サークル、どこ入るか決めた?

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大学では新歓のオリエーテンションやお花見なんかが終わり、新入生はどこのサークルに入るかなんとなく決めていっている時期ではないでしょうか。軽音サークル入るかどうかも含めて迷っている人に向けて書きたいと思います(読者に新入生はいるのだろうか)





ちなみに、私も一つの大学の一つのサークルにしか在籍したことがありませんので、サンプル数1です。わりと雰囲気で書いてる部分も多いです。あしからず。

外バンやろうと思ってる人も、プロになりたい人も入ったほうがいい

外バン(サークル内ではなくライブハウスなど学外で活動するバンド)をやりたい、もしくはプロになろうと思っている人も、入るメリットは大きいです。
外バンを新たに組む(もしくはすでにやっていた)としても、最初はお客さんは友達です。軽音サークルの友達は、そもそもバンドに興味があるのでライブに来てもらうハードルは低いですし、プレイヤー視点でのアドバイスなんかは馬鹿にできないものがあります。また、メンバー探しの場としても有効ですし、それなりに大きく歴史のあるサークルだと、OBがインディーやメジャーシーンで現役で活動していることもあります。
さらに、楽器を上達するのに計り知れないメリットが、安価で享受できます。自分の知らないジャンルをコピーしたり、普段と違うパートに気楽にチャレンジしたり、会費のみで大学の練習場を使い倒せたり。こういう環境に3〜4年間(あるいはもっと)居れるのはかなりの贅沢です。

どのサークルに入ろう

僕の通っていた同志社大学は多分大小合わせて20くらいの軽音サークル(部活)がありまして、それはもう選び放題です。幸い高校の先輩がいたので、その先輩のサークルに体験に行ったら、「音楽性には君はこっちがいいんじゃないか」と別の所を勧められて、そこにしました。
小規模な大学なら1つしかサークルがないこともあると思いますが、2つ以上有る場合、こういう判断基準があるな、というのを書いてみます。

人数、規模間

基本的に、人数が多いサークルは歴史も長く、設備も整っていますし、公認団体であれば部室や練習場も確保されていたりします。人数が多ければ、楽器がうまい先輩がいる可能性も高いですし、いろいろなジャンルができると思いますが、定期演奏会は全員出れるとは限らなくなりますし、練習場の枠も取り合いです。また、名門サークルのようなものであれば、プロを輩出しているようなところもあります。
逆に、人数が少なければ、アットホームな雰囲気であることが多いです。人数がたくさんいる団体というのは人間関係など何かとしんどい部分もありますので、その点で人数が少ないサークルを選ぶのがいいかもしれません。

音楽性

大雑把に3つくらいサークルがあるなら、メタルサークルとジャズ研究とその他ロック系に分かれるイメージです。(ちなみにメタルサークルは全員黒い服を着ているのでわかりやすいです)
それよりも細分化されると、その他ロックでインディー指向とメジャー指向、あるいは管楽器がいる、プログレやフュージョンなどうまいキャラの人が多い、などがあります。説明聞きに行ったときとかに先輩に聞いてみよう。
ちなみに僕はうまいキャラの人が多いサークルだったんですが、定期ライブのときに「ジャッジペーパー」なるものがありまして、先輩にボロクソに講評される文化がありました(現役生に聞いたら今はないみたい)

また、サークル名はたいていの場合、音楽性を表していないので注意しましょう。フォークソング愛好会でフォークソングをやっている人は今ほとんどいませんし、僕のいた「サザンマウンテンミュージック研究会」にはサザンマウンテンミュージックがどんなジャンルか知る人は1人もいませんでした。

飲酒量

新入生がアルコールで命を落とす事件は毎年あるので、飲み会がひどいかどうかは結構大事です。僕のところは飲めない人が集まるところだったのでよかったです。(なので他サークルとの合同イベントで飲まされて潰されている人はわりといました。断る勇気を持ちましょう)

初心者でも大丈夫?

大丈夫です。うまいキャラのうちのサークルでさえ初心者の人はたくさんいるので、ほとんどの場合初心者だから居づらい、ということはないと思います。




人間関係、恋愛

人がたくさんいれば、軽音サークルに限らず誰と誰が馬が合う合わない、というのはあると思います。そのへんは大学生のうちになんとかやりくりできるようになりましょう。まぁ、所詮サークルなのでこじれても最悪辞めればいい話ですが。

また、男女がたくさんいればそういう話もいろいろあるもので、そこは普通に楽しんだらいいのではないでしょうか。サークルクラッシャーのような女は何処に行ってもいます。うまいこと躱しましょう。
あと、世にも珍しい「楽器の上手さとモテ度合いに相関がある社会」なので、ちゃんと練習してちゃんとモテましょう。
僕は当時そんなにモテている自覚はなかったのですが、社会人になってから爆裂モテなくなったので、あの頃は恵まれていたのだなーとしみじみ思います。

金銭面

部費とか合宿費とかはどのサークルでもかかると思いますし、他のジャンルのサークルと比べても高くはないと思います。
他のジャンルがのサークルと違ってくるのは楽器にかかるお金ですね。基本的に楽器は個人で用意しないといけないので、そこは個人差がすごく出ます。(ドラムは最初のうちはスティックだけでいいかもしれませんが)

引退後

引退してからもう10年が経ちますが、なんだかんだで集まる機会はあるもので、今だに年一度は誰かの結婚式で演奏する機会があります。経験者の余興はけっこうクオリティが高い。
個人的に「友達の結婚式での余興演奏がクオリティが高いのが音楽として最高の形」という説を押していて、毎回あ〜音楽って祝祭のためにあるのだな〜と思っています。
また、今の演奏技術は大学生のときの有り余る時間での練習量によるものが圧倒的に大きいです。練習は時間があるときにやっておきましょう。

まとめ

まぁうだうだ書きましたが、どこのサークルでも住めば都で、互いに影響を受けながら音楽性や人間性が定まっていくと思います。直感で入って、どうしても合わなければ辞めればいいと思います。

あ〜〜〜サークル楽しかったな〜〜〜




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