歌をちゃんと聞かせるロックバンドアレンジのコツ

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全国のバンドマンの皆様こんにちは。どうもずーみーです。
バンドのアレンジでお悩みではありませんか。アレンジは作曲よりも知識量が必要なので、「曲はいいのにアレンジがどうしてこうなった」的なことが多々あります。そんなあなたのバンドにちょっとしたコツと方法論をご紹介します。





一応基本的なギター・ベース・ドラム・ボーカル編成ので、歌もののバンドをイメージしていますが、他の楽器が増えたとしても応用が利く内容にはなっていると思います。

大大大原則

いちばん大きな原則は、「他のパートが目立っているときは、自分は目立つことをしない」です。具体的には、ボーカルが歌っているときはボーカルより目立たない、ギターソロではギターより目立たない、等ですね。これを徹底するだけでだいぶ「聞ける」サウンドになります。

歌の邪魔をしない

「じゃあ、ボーカルが歌っている間はコード弾きorルート弾きオンリー?」と消極的になってしまうと良いアレンジができなくなってしまうので、もう少し建設的なアレンジをしながら歌の邪魔をしない方法をご紹介します。具体的には、対位法的な考え方を参考にします。対位法と聞いて「ぐぬぬ・・・」と思った方、大丈夫です。簡単な言葉で言います。

1.ボーカルが歌っていない時や音を伸ばしている間は、目立つフレーズを弾いてもいい

2.ボーカルが音程の上がっていくフレーズを歌っている時は、下がっているフレーズを弾いてもいい

3.ボーカルの合間に目立つフレーズを弾いていいのは、どれか1パートだけ

この3つを原則と考えて下さい。ここで言う目立つフレーズとは、音数が多く、比較的高い音程で、他のパートと違うリズムで演奏されるようなフレーズのことです。これらを意識するだけで、だいぶリスナーにとっては聞きやすい音楽になります。

ギターは常に歌と被っていると思え

前項で言ったことはフレーズと音域に関してですが、音質についても同様のことが言えます。ギターはイントロやソロでメインに躍り出ることができる楽器ですのでいろいろなところで性質が被ってくるんですね。当然他の楽器に比べてより歌に配慮する必要があります。


この記事で紹介したフレーズは結構ポイントを押さえていて、歌があるところではコードを弾き、歌がワンフレーズ終わったところでギターが動く、という感じに持っていきやすいですね。ご活用ください。




ベースはコード感の要であることを自覚しよう

コードやセクションの変わり目でフィル的なフレーズを弾くベーシストはたくさんいますが、「なんとなく」入れていませんか?ベースは一般の方からは謎楽器扱いされがちですが、ルート音という和声で最も大切な音を担っているので、他の楽器よりも制約は多いです。他の楽器もオブリフレーズをやっているときにベースもルート音から外れるとカオスになりやすいです。他の楽器が何をやっているかちゃんと確認しましょう。
そもそも何も考えずに動くと、ギターがオブリを入れていると潰し合いますし、ドラムとリズムが噛み合っていない可能性があります。

全員が他のパートを知る努力を

前項も、ベーシストが気をつけるというよりは「ベースがそう来るならギターはコードだけ弾いておこう」「ドラムがそういうオカズならベースはこう動こう」というように、インタラクティブなものであるべきものです。

また、少し高度な話になりますが、各コードで誰かがちゃんと3度の音やテンションを弾いているかを把握しましょう。誰も他のパートに配慮していないと、Aメロのうち一箇所だけルート音と5度しか弾いていなくて他のところと響きの雰囲気が全然違う!みたいな事態がたまにあります。耳で違和感を持つことができればいちばん良いですけどね。

リフものについて

補足的にリフものについて書いておきます。低音のギターリフや、高音域でも短いギターフレーズを繰り返すような音楽がロックには多いですが、フレーズを繰り返すと自然とそちらに注意は行かなくなる(頭が勝手に予測して補完してしまう)ので、そこに歌が乗れば自然に歌のほうが目立つようになっています。よく出来ていますね。

まとめ

対位法的な考え方+α的な感じでコツを紹介しましたが、対位法(というかストリングスアレンジ)は軽く勉強するだけでも応用が利くのでおすすめです。
ちなみに、もちろんポピュラーミュージックなので世の名曲は例外だらけです。これを徹底すると無難なアレンジになっていくので、最終的にどこに各々のエゴを出すかが大切だったりします。

最後にオススメの本
ライトなほう

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ヘヴィなほう

一番参考にした松浦あゆみさんの「ブラス&ストリングス・アレンジ自由自在」は絶版のようです。

それでは、ずーみー@zoooomyでした。




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