ピッチ補正ソフト、どれがいいの?Melodyne、Auto-Tune、WAVES Tune比較

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どうも、ずーみーです。新型コロナで各所がピンチですが皆さん大丈夫です?

さて。DTM、レコーディングの世界にはピッチ補正ソフトというものがございます。ボーカルを録音した後、ピッチなどを修正するプラグインですね。修正に対する是非は今回はおいときますが、現状としては、どんなにうまい歌手でもスタジオ録音であればピッチ補正を全くしないということはないと思います。いわんや僕らをや。というわけで普通の歌唱力の歌を録音したい人は絶対買いましょう。





で、どの製品がいいの?ってのを書いていくわけですが、僕はもう10年くらいMelodyneユーザーで、最近なんとなく他社製品が気になりDEMOを試してみつつ、メインをMelodyneで継続することを決定したあとでこの記事を書いておりますので、ややMelodyneに寄った記事になります。ご了承ください。

Melodyne

エディションについて

僕が使っているのは「assistant」です(下から二番目)。お値段は26000円くらい。editor以上は和音の修正もできますし、最上位のstudioはマルチトラックができますが、普通のボーカル編集をする限りでは必要ないと思います。essentialはビブラートやノート分割ができないので、ちゃんとした補正をするには厳しいかなと思います。

自然な補正感

ビブラートやしゃくりなど、「ガチガチに補正すると逆に音楽的な良さが削られるところ」は結構自然に残してくれます。ただこれ、歌が下手な人だとあんまりうまく作用しない、かつ逆に直しづらい部分なので、歌がある程度上手い人(ちゃんとしゃくりやビブラートを意識的にやっている人)に向いていると言えます。ただし、Auto-TuneやWaves Tuneにあるような、ペンで直接ラインを書き込むような作業はできないので、過度に修正したときの前後のつながりの独特の挙動には結構慣れが必要です。

リズム修正できる

僕はメロダインをずっと使ってたので他のピッチ補正ソフトもできるもんだと思ってましたが、Waves Tuneとかはできないんですね。

Auto-Tune

エディションについて

Pro以外はそもそも緻密に補正するエディット画面がありません。お値段42000円くらい。

がっつり補正

過度に補正したいわゆる「ケロケロボイス」の代名詞がAuto-Tuneであることからわかるように、素材の良し悪しに関わらずがっつり修正できます。もとのビブラートやしゃくりを残すことも可能ですが、使用感としては直接ラインを書き込んで全部潰すくらいの勢いで修正していくほうが(気持ち的にも)楽です。歌があまりうまくない人や、複数人の声をきっちり揃えないといけないアイドルに重宝します。リズム補正もできます。

ケロケロボイス

いわゆる「ケロケロボイス」はほぼAuto-Tuneの専売特許で、Melodyneではきれいに再現するのはほぼ無理です。というか、Auto-Tuneはほぼこっちの機能にアイデンティティを持っている感じがあって、Pro以外はケロケロボイスを作るためのエフェクターですし、Auto-TuneをYoutubeとかで調べてもケロケロ声関連の動画しか出てきませんでした。

負荷重め

スペックによってはしんどいかもしれません。あと、DEMO版をSONARで試したんですが、すぐ落ちてしまって動作しませんでした(ので別のDAWで試すしかなかった)




WAVES Tune

エディションについて

Tune-Ltだとごく大雑把な編集しかできないので、ちゃんと使うならTuneをお勧めします。定価は25000円くらいですが、たいてい半額以下で買えます。Wavesはそういうメーカーです。

お手軽Auto-Tune

印象としては、名前からも伺えますが、Auto-Tuneのピッチ補正部分だけにフォーカスした感じです。ただし、リズム補正はできませんし、ケロケロボイスも手動でやるとAuto-Tuneよりは手間がかかります。

画面が小さい

画面が小さくて操作しづらいです。慣れかも知れませんが。

負荷軽い

圧倒的に軽いです。

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どれを使うか

まず、僕もこの例なのですが、WAVES Tuneをある程度の割引で買えたとすると、Melodyne+WAVES Tuneの値段がAuto-Tuneを下回ります。大抵の人はこれで不自由ないのではないかなと思います。ただし、Melodyneでリズム補正+ざっくりピッチ補正をしてからWAVES Tuneでがっつりピッチ補正という工程になるので、手間はかかります。

ケロケロボイス・・・Auto-Tune一択です。
アイドルグループの編集・・・Auto-Tuneか、Melodyne+WAVES Tuneでいいと思います。ただ、5人とかの歌をMelodyneとWAVES Tune2回ずつ通すのは結構きついので、時間効率を考えるとAuto-Tuneのほうがいいかもしれません。
生楽器バンドサウンドのボーカルの編集・・・有機的なピッチの揺れが残るので、Melodyneのほうがあっています。
打ち込み系ポップス・・・テクノポップまでいかないまでも、オケが打ち込みの場合はMelodyneよりAuto-Tuneのほうが相性がいいです。
実力派シンガーの編集・・・シンガーのこだわりを残すには、Melodyneのほうが合うでしょう。
幅広い楽曲を扱うミキシングエンジニア/MIX師・・・シンガーの巧拙に幅広く対応できるのはMelodyne+WAVES Tuneの組み合わせかと思います。

おまけ

Melodyne+WAVES Tuneを試すのに一曲作りました。ボーカルトラックが編集前ですでに10くらいあって結構心折れかけましたが、かっこよく仕上がりました。

それでは、ずーみー @zoooomy でした。




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