StrandbergのBODEN J6を買ってしまったのでレビューする

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どうも、ずーみーです。
vimokshaの福井さんに一度触らせてもらってからずっと欲しかったStrandberg、デジマート見てて「おっ」と思った次の瞬間ポチってしまってました。塗装剥げ、打痕アリで安かったんです・・・。懺悔のために記事を書きますね!




ちなみに私の個体は、6弦で、シリアルナンバーを見る限り、2015年製の日本製造ラインの初期のものです。まだcustomとstandardに別れる前ですね。
色はナチュラル系のものがよかったんですが、黒でもまぁいいかなと。シースルーの緑とか青からトラ目が覗いてるみたいなんは趣味じゃないです。

ざっくり

Strandberg(ストランドバーグ、たぶん正しい表記は.strandberg*)はスウェーデンの新興ギターメーカーで、エルゴノミックギターシステムなる、人間工学に基づいた設計が特徴です。後で詳しく解説しますが、ヘッドレス構造、様々なフォームに対応したボディシェイプ、ファンフレット、コイルレスピックアップの採用など、およそ一般的なギターとはかけ離れた仕様になっています。
このBODENは大きく分けて本国スウェーデン、日本のcustomとstandard、インドネシア、韓国の製造ラインがあり、微妙に木材など仕様が違います。廉価モデルの韓国osシリーズでも約30万円~と、いいお値段しますけどね!(僕は日本製を中古で半額くらいで買えてラッキー)

エンデュアーネック

最大の特徴はネックにあります。

台形の形状なのですが、ローフレットからハイフレットにかけて「山」が斜めに走っています。
今まで誰も握ったことのシェイプなので人によっては苦手かもしれませんが、クラシック式のフィンガリングを多用する人にはオススメです。ほとんど疲れません!
7弦、8弦は低音弦側に裾野が広がっている形になります。

ファンフレット

ファンフレットとは、平行ではなく扇状にフレットが打ち込まれているやつですね。低音弦のほうがスケールを長くできるので、チューニングの安定や各弦の音質の均質化、演奏性の向上に繋がっています。
Strandbergに関しては、6弦モデルは(ローコードの弾きやすさのため)ローフレットを中心に、7弦8弦モデルは5フレット付近を中心に扇状になっています。
ファンフレット自体はStrandbergに限った仕様ではないですが、僕は今回始めてファンフレットのギターを持ったので、違和感はある程度ありました。弾き初めはジャンプするフレージングなどで結構ミスタッチあったので多少の慣れる期間は必要かなと思いました。
また、開放弦と押弦で音質を均質化するために、ナットとは別に0フレットが打たれています。フレットはかなり太く高いです。




LACE社製コイルレスピックアップ、アルミトーン搭載

謎の技術によりコイルがありません。横から見ると

コタツかよ。
ピックアップだけによるものではないですが、音質としては、上品で、ホローボディのような空間的なトーンです。低音が出過ぎず、分離が良い音ですのでジャンルを選びません。Djentでよく使われるイメージがありますが、むしろハイゲインが飛び抜けて得意な印象はありませんでした。ハイゲインも悪くありませんが、個人的にはむしろクランチくらいのほうが好きです。
ハウリングを起こしやすいという意見もネットで見かけましたが、結構歪ませても大丈夫でした。
また、ディマジオのピックアップを搭載したモデルも多く出回っています。

圧倒的軽さ

いろいろ言いましたがこれが一番の推しポイントです。なんと約2kg!Les Paulが約4kgなので半分です。買ってから、いかに「重さ」が日常的にギターを弾く習慣の邪魔になっているかを思い知りました。
また、ボディも小さいので、小柄な人(私のことです)が持ってもしっくりきます。また、肩も動かしやすいのでギタボの人にもオススメ(ギタボの人がギターにここまでの大枚払うかは置いといて)

おまけ動画

弦交換、調整についてはこちらの動画がおすすめです。

私のStrangberg使いの一押しはYvette Young。これは彼女の率いるCovetというバンドです。Strandbergはむしろこういうクリーントーンの美しさが持ち味ですね。


いちおう商品紹介だからリンク貼っとくんですけど、AmazonでStrandberg買う人いるんかね。

ではまた、ずーみー@zoooomyでした。




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