ご無沙汰してます。前回記事を書いたのが去年の7月で、マジカル・パンチラインへの楽曲提供とか、いろいろ書くべきことはあったはずなんですが、ただただ飽きて放置していました。月に何回書くとか決めるとダメですね。ノルマ達成できなかった途端にすべてどうでもよくなります。今後は気張らず、書きたいことがあったら書くみたいな感じでゆるくいきたいと思います。
正社員になってしまった
今年に入ってからの一番大きなトピックがこれです。とは言っても別に夢破れて守りに入ったとかいう話ではありません。縁あって、としか言いようがないのですが、折り紙をやっているという話から、金型の展開図を描く仕事をしないか？と誘って頂き、正規雇用で福利厚生がついて、研修が終われば在宅勤務、他に仕事を持っていてもいい、という考えられる限り最高の条件で働かせてもらってます。
現在は週3日会社に通ってCADの研修を受けてます。当然折り紙とは勝手が違う世界ですが、図面を読むのが苦ではないことがわかったのでなんとかやっていけそうです。
毎日10時くらいに起きる生活だったのが、今では6時に起きるサイクルになっています。夜10時を過ぎると眠いです。人は変わるもんですね。多分研修終わって在宅勤務になれば戻ると思いますが。
肩書きは増える一方
正社員にはなりましたが、それによって辞めたことは1つもありません。ので、現在の肩書きを並べると
会社員／作曲家／ギタリスト／折り紙作家／スタジオのお兄さん／ボードゲームデザイナー／ブロガー
になります。お金になってるものからなってないものまで、正規雇用と非正規雇用と個人事業主の三本の矢で、図らずもパラレルキャリアみたいなことになってしまいました（ドラッカーとか読んだことないけど）。
あまりこのブログでは言及してませんが、今年の終わり頃にはボードゲーム事業がちょっと伸びるかもしれないので期待しててください。
あとブログも半年ぶりにアドセンス収益見たら意外にバカにできない金額になってて、アクセス数もそこそこで保ってるようなので、がんばってそのうち家賃くらい払える収入にしたいもんです。
専業にしたい気持ちがなくなった
捉え方によっては負け惜しみみたいに聞こえるかもしれませんが、音楽だけでメシを食いたいという気持ちは数年前からありません。でも平日働いて休日バンドするみたいな話でもなくて。何にしても、それ「だけ」で食っていくのは難しいですが、月5万くらいならそんなにハードル高くないという実感がありまして、収入源をなるべく増やしていくという方向で生きています。そして、それぞれの分野で、自分がプロフェッショナルとして通用する範囲を広げていくということを考えています。音楽も最初は友達にギターを教えるくらいのところから始まったものが、メジャーの音楽業界に楽曲提供できるようになりましたし、そういうレベル上げをすべての分野でちょっとずつ行っていく、というのが当面の方針です。
運が良かったのか
別に収入源が増えたからと言って同世代のサラリーマンより稼いでるかと言われたら微妙なのですが、リスクヘッジしつつやりたいことだけやってるので羨ましがられるかもしれません。一応こうやって発信している以上、他の人が頑張って同じライフスタイルができるのかちょっと考えてみます。
・やりたいことがある
まずここですよね。やりたいことがある人って結構に少なくて、会社には行きたくないけど辞めても特に他にやりたいことがない人が多い気はします。こればっかりは自分の育ってきた環境に感謝するしかないですね。ただ、僕でいうボードゲームなんかは、友達のやりたいことに乗っかって始めただけなので、そういう友達がいて何かが始まることはあります。
・人に恵まれている
ボードゲームの話もそうですが、今回の金型設計にしたって今の音楽の事務所だって人からお誘い頂いた話なので、そういういう人に巡り会えるかどうかは完全に運です。運ですが、なるべくたくさんの人と出会う、その人から何か一緒にしたいと思われる尖った奴になる、のは結構努力でなんとかなりそうなパラメータなのでがんばりましょう。
・一定以上の技術を習得する
そのがんばり方ですが、基本的には割いた時間ぶんだけ能力は上がっていくので飽きないで続けるしかありません。が、別に世界レベルにすごい人になる必要はなくて、「テレビやネットで見たことあるけど身の回りにはいない」になればとりあえず（お金がどの程度取れるかは置いておいて）需要は生まれます。僕の折り紙は完全にそれくらいのレベルです。もちろんメジャーな分野のほうが競争率が高いので、折り紙より音楽のほうが求められるクオリティ（専業プロ基準で）は上がります。飽き対策ですが、僕は音楽に飽きたら折り紙、折り紙に飽きたら音楽、と行ったり来たりしてたので何かに飽きたら昔飽きて辞めたことをやってみる、のがいいと思います。僕は最近はこのサイクルの中にブログや数学やぷよぷよが入ってます。
自分にあった働き方とは
やりたいことがある人がやりたいことでお金を稼ぐのもいいですが、やりたいことがない人も別にそれはそれでよくて（日々恋愛のことだけ考えてるとかとかうまいもんを食うとかだけで幸せならそれでいいじゃないか）、やりたいことがあってもお金が絡んで責任が生まれるのが嫌という人もいると思いますし、別にやりたいことが仕事になったからといって偉いというわけでもありません。インターネット上はやりたいことをやってる人が輝いてますが、そういう「やりたいこと煽り」に焦らずに、勢いとリスクヘッジのバランスを考えることが大切です。
さて、僕は胸張ってブロガー名乗れるくらい継続しないとな・・・
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