ライブハウスで歌詞伝わらない問題

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ライブハウスでは、どうしても歌詞が伝わらない・・・と諦めていませんか?
確かに、中小規模のライブハウスでのブッキングライブでは音響に限界もありますし、そこがクリアできたとしてもそもそも初めて見るバンドの曲は一言一句理解するのは難しいもの。
しかし弊バンド白の無地はこの問題を克服しました。




答えは、「映像」

白の無地は所謂コミックバンドであるので、初見のお客さんにも歌詞を理解してもらう努力を怠れば名が廃る!というわけで、いろいろ考えた結果、歌詞付きの映像を用意することにしました。

先日のライブ映像を見てください。「赤羽は四捨五入したら埼玉」

御覧ください、赤羽の街を撮影した映像にテロップを出しています。
これで笑いの量が5割増し、映像使う以前は雰囲気で笑わせていたのが、ちゃんと内容で笑わせられるようになりました。




注意点

メリットは当然歌詞が伝わることと、映像のクオリティ次第で世界観をよりかっちりと作り上げることができるということですね。
デメリットは、まず各曲に映像を用意する手間(依頼等も含む)ですね。うちは人に頼んだり、簡易的なものはwin movie makerで作ったりしています。
あと歌詞が絶対に間違えられない、というプレッシャーはありますが、僕は最悪チラ見してなんとかしてます。上の映像でも時折映像をチラチラ見てます。

注意点としては、歌詞テロップの位置はカラオケのイメージで下に出してしまうと見えないし、上すぎても照明器具とかぶる可能性があるので、真ん中やや上くらいがよいです。
次にタイミングの問題ですが、完全に歌詞とタイミングを合わせるとなると、基本的にドラマーにはクリックを聞いてもらわないといけません。が、白の無地は曲中にフリーの一人芝居パートなどがあるので、人を一人使って人力VJで対応しています。ソフトはVLC Media playerを使ってます。

また、上の映像はスクリーンとプロジェクターのあるライブハウスですが、それらの設備がない会場でも対応できるように、自前で買いました。

かなり大掛かりなセッティングになるので、ライブハウスとの事前打ち合わせは入念に行い、映像を担当する専任のスタッフは用意しましょう。特に、プロジェクターとスクリーンの位置関係の調整に時間がかかります。また、画面をクローン、かつ全画面で出力するやり方はいきなりだと「どうだったっけ・・・」となるので、事前に確認しておきましょう。
さ、コストもかかりますが凡百のバンドから抜け出すために映像導入を!




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