下戸の処世術 | 因果の交差点

どうもずーみーです。みなさんお酒好きですか。僕は飲めません。（完全に飲めないわけではなくて、2時間でビール中ジョッキ1杯くらいが適量）
飲めないと苦労する場面はいろいろありますが、なんとか10年以上バンドを続けて来れたし今になって思えば友達もまぁまぁ多い方だと思う（FACEBOOKで言うと600人くらい、これで計るのもアレだけど）、身につけた処世術を公開したいと思います。

主体性を持とう

いろんな文化圏があるので一概には言えませんが、このご時世、まともな大人の集まりなら「飲めないんで・・・」って言っても無理やり飲まされたり露骨に嫌な対応をされたりすることはないと思います。

ネット上で見た意見として、「飲めないくせに酒の席に出てくんなや」論と、「飲めないからって欠席すんなや」論があって、なぜか飲めるというだけで上から目線になっていることにげんなりはしますが、行く行かないは己に利がありそうかどうかで決めていいです。主体性を持ちましょう。

サバイバル術

とはいえ、立場上行かないといけないとか、特定の人には会いたいけど全体的な雰囲気はわからないとかはよくあるもの。

断る口実

飲めないんです～と言ってちょっと難色を示されるようなら（それも意味わからんけど）ていのいい言い訳はいくつかあります。
・車で来てるんで・・・
・アレルギーなんで・・・
・薬飲んでるんで・・・
これでも飲ませようとしてくる人はただの人殺しなので全力でその場から逃げましょう。

同じ下戸仲間を見つけて真面目な話をする

バンドの打ち上げでは鉄板ですが、1ライブに数人はいる下戸ミュージシャンを集めて真面目な表情で音楽の話をしましょう。潰しに回る人もわざわざその集団は狙いません。自分が年長者なら、自分から動いて若手を守ってあげられるとよいですね。命にかかわるのに先輩からの命令断れない人いますから・・・。

明るく振る舞う

下戸だからといって引け目を感じることはありませんが、場の雰囲気を壊さない努力は大切です。ばかみたいに盛り上がる必要はありませんが、露骨につまらなそうにするのはNGです。程よく明るく振る舞いましょう。

気の使い方

飲めない人が場に入ることによる問題として、「割り勘をどうしたらいいかわからない」ということがあります。普通に同額払う心積りで、料理をたくさん食べましょう。
「素面の人が見ていると醒める」という人がいますが、そこはすみません、ただ素面の人が見ていても大丈夫な飲み方が節度ある飲み方かと・・・。

あと、ベタに車の運転という役を仰せつかるのはいいかと思います。僕は結構遅くまで免許持ってなかった上に、取ってからもろくに運転してません、ごめんなさい・・・。

飲めない奴はおもしろくないという風潮

「酒を飲めないやつは面白くない」とか「一緒に酒を飲んでからでないと仕事できない」とか悪気なく言ってる人は結構いますが、ちゃんと話を聞いてみると酒の席に出てくるかどうかが問題なのであって、酒の席でアルコールを飲む飲まないは問題ではなかったりします。酒を飲むと普段面白くないことでも面白く感じられるかもしれませんが、元来の人間のおもしろさとは関係ありません。一部本当に同じ程度に酔わないと理解し合えないと思っている人がいますが、そういう人はそういう文化圏で勝手に行きていくので無理してかかわらなくても大丈夫です。

おもしろい話が飲みの席で生まれたりすることは否定できませんが、おもしろい話ができる人は得てして下戸にも寛容です。酒はコミュニケーションを円滑にしてくれますが、その効用は十分努力で補えるものです。