DMM英会話始めてみた、本当にこれで英語が喋れるようになるのか

LINEで送る
Pocket

DMM英会話(オンライン英会話レッスン)始めてみました。確たる目的があるわけではなく、なんとなく英語くらい喋れたほうがいいんではないかという気持ちだけで始めたので、そこまでの情熱はありません。そんな僕でもそれなりに上達するのかどうか、通算1100分目(44日目)の時点での所感と、使い勝手なんかを書きたいと思います。




ちなみに当方学生時代それなりに英語はできた(というかむしろ得意だった)ので、「be動詞もわからなかった人がペラペラに!」みたいな内容にはなりません。悪しからず。センター英語190点あったのにろくに道案内もできない受験英語特化マシーンでしたが、あまりそういう人の話は(惹きがないからか)ネット上にはないので、意味もあるかなと。

基本システム

レッスンは1回25分、Skypeを使って行います。コースには2種類、スタンダードプランとプラスネイティブプランというのがあります。

・スタンダードプラン
1日1レッスンだと月々5980円。セルビア人講師とフィリピン人講師が多い。ネイティブ講師は選べない。日本人講師も選べない。

・プラスネイティブプラン
1日1レッスンだと月々15800円。ネイティブ講師が選べる。日本人講師も選べるが、こちらは試験運用中とのこと。

レッスン予約は、講師のスケジュールを見て空いているところを選んでいく感じです。予約は結構すぐ埋まってしまうので、狙って好きな講師の予約を取るのは結構難しいです。
最初3回だけ無料体験レッスンが可能で、そのうちの1回は日本人講師が選べます。
詳しくはこちらを見てくださいね。

レッスン内容

基本的には、レッスン予約時に用意されている教材から好きなものを選んでおくと、講師が勝手に進めてくれます。教材はバリエーション豊かなので、あんまり困ることはありません。単にフリートークすることも可能で、音楽に詳しい講師とのレッスンだとフリートークで音楽の話をしたりしています。細かいところは本当に講師によります(出てくる単語についている例文を全部読むかどうかとか)。




思うところあれこれ

本題の部分です。否定的なことをいくつか言いますが、基本的にはいいサービスですし、今後も続けようと思っているということはご承知おきください。

・日本人講師が自由に選べない

上述しました通り、日本人講師は無料期間以外はネイティブプランでしか選べず、それも試験運用だそうですが、日本語が通じない講師に教わるのは英語初心者にはかなり厳しいと思います。
外国人講師はほぼ日本語が通じません。中級者以上の通常のレッスンならばそれでも良いですし、僕は幸いライティングはそこそこできるので講師の言うことが聞き取れなくてもSkypeのチャットに書いてもらったりしてなんとかなっていますが、「チャットに書いて」と言えない、または書いてもらってもよくわからない、自分で書くこともできないレベルの人は最初のうちは変な空気になることが多くてしんどいと思います(たぶん講師はなんとも思っていないんでしょうけど)。もちろんそういう人にあったレベルの教材というのもあると思うのですが、言葉が通じない人を前にして変な空気の25分をずっと続けられるメンタルの持ち主はそんなにいないのではないでしょうか。
中級者でも選ぶ教材が適切かどうかとか、外国人講師とのレッスンの進め方で突っ込んで聞けずもやっとしていることについてとか、そういう定期的相談はしたいので、日本語講師は常時選べるようにしてほしいものです。

・狙ったお気に入り講師の予約は結構難しい

レッスンを受けて好印象だった講師はお気に入りとして登録することができます。が、やはり一定水準以上の講師の予約はすぐ埋まってしまい、同じ講師のレッスンをずっと受ける、というのはほぼ不可能です。僕は15人くらいの講師をお気に入り登録してその中から選んでいますが、それでも週2日くらいしかレッスンしない講師や、長らくレッスンをしていない講師、当日にしかレッスン予定を出さない講師がいて、週1度くらいは初対面の講師のレッスンになってしまいます。
これが結構なストレスになります。日本人同士でも毎日初対面の人と会うと疲れるのに、況や言葉の通じない外国人をや。
これは個人的な事情になりますが、毎度自己紹介をする時、職業について言うのがめんどくさすぎて、最近は趣味でバンドやってる会社員という設定になっています。いろいろやってます、を全部説明するには25分は短い。

まぁ、とは言え、他のオンライン英会話だとそもそもどの講師とも時間が合わないとか言う話も聞いたことがありますし、贅沢な話かもしれません。

・講師の質について

基本的には明るい良い人が多いです。まだ変な人(時間守れなかったり、明らかに機嫌悪かったり)には当たったことがありません。唯一、体験期間中に当たった若いセルビア人女性は、僕がまだシステムをよくわかっておらずフリートークを選択してしまっていたせいで変な感じになり、若干機嫌を悪くされていたような・・・
自己紹介や導入で盛り上がると、そのまま予定していた教材をせずにフリートークになってしまうことも講師によってはあります。
国別で言うと、個人的には、アメリカ人カナダ人より、イギリス人やヨーロッパの講師の発音のほうが聞き取りやすい印象です。他の国は受講したサンプルが少ないのでなんとも・・・。

・英語力が上がりそうかどうか

まだ1ヶ月ちょいなので、英語力があがった実感はまだありません。ただ、ブロークンイングリッシュでも外国人と話す度胸と、どの程度のブロークンイングリッシュと発音なら通じるのかのアタリはついたかなと思います。カジュアルな場面で外国人とコミュニケーションするならこれら点はかなり重要なので、それだけでも多くの人にとって意味があるのでは。
それ以上を目指すとなると、少々の主体性と忍耐と工夫が必要になってきます。
DMM英会話は良いサービスですが、1日25分で不自由無く喋れるようになるのは少々甘いと思います。予習復習にそれぞれ30分で計1時間半、加えて英語のアニメやドラマを見るなどができるとよいですね。予習復習に関しては今のところ毎回ちゃんとやっています。アニメに関しては、僕は最初シンプソンズを見ていましたが、結構英語が速いのとそもそもアニメを見る習慣がないので挫折して、最近は好きなバンドのインタビュー動画とか見てます。前提知識がある程度ある分野のほうがまだ何言ってるかわかります。あとツイートするときとか人にメールを打つ時とかに、英語で書いたらどういう文になるだろうとか考えてます。幸いにして英語は目的ではなく手段なので、日常生活の中で英語で考える時間を設けることが大切かなと思います。

まとめと余談

DMM英会話は基本的には良いサービスで、中学生程度の英語力か度胸があれば有効に使えるはずです。流暢な英語となるとこれ以外にももう少し頑張らないといけないかな、というところです。
DMM英会話が提供してくれるのはアウトプットの機会です。日本の英語教育で不足しているのはこの部分なので、学校で英語をある程度インプットしてきた人にはよいサービスですが、学生時代にインプットがないと、かなり効率の悪いスタートになります。そういった方は、登録する前に中学生レベルの文法をおさらいするか、プラスネイティブプランで日本人講師を使い倒すのがよろしいかと思います。

この文章を読んでDMM英会話を始めようと思った奇特な方は、よろしければこちらのバナーから登録お願いします。
英会話(なんと自然な流れでのアフィリエイト!)

・余談その1 値段設定が安すぎて(最安値だと1レッスンあたり150円くらい、ということは講師の時給が300円-DMMに持ってかれる分だと思う、多分)、各国の賃金水準が気になる。

・余談その2 リーディング中心の英語教育は何かと批判されがちですが、インターネット社会で最も使うスキルがどれかと言われるとリーディングなので、それはそれでええんちゃうかな、知らんけど。

・余談その3 英語に関するYouTuberの動画結構見るようになったんですけど、みんな明るくてキラキラしてて眩しい・・・(YouTuberだから当然か)。家で爆弾作ってるような英語YouTuberの登場が待たれる。




LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です